おきてからねるまで日記

起きて寝るまで思ったこととか感じたこととか

におい

小学生の頃は、好きな男の子の柔軟剤の匂い

中学生の頃は、シーブリーズ

高校生の頃は、SALAやマシェリ、ちょっとしたコロンとか


そんな匂いが好きだった


いまはあっさり、JILLSTUARTやGUERLAIN

オーデトワレとかオーデコロンって呼ばれる

いわゆる香水の匂いが好きになってしまった


CHANELChloeはまだもう少し慣れない

それがちょっとした救いだったりもする



こんなところにも

大人というものを感じる日が来るだなんて

思ってもみなかった




私は、

大人というものを意識し出した中高生くらいの時から、

世の中に蔓延るごく一般的な大人には絶対になりたくない、なるもんかと思いながら過ごしてきた


だって、彼らは、なんかダサい


遊び心も、感受性も、なにもかもが乏しくて

個人を尊重しようとしない

いつも見下されているような気がするけど

彼らはみんな一緒くたで個性がないんだ


大人は、みんな凝り固まっている

大体が頑固で、自分の信じるものだけにしか耳を貸さない


そんな気がしていて、

大人にはなりたくないってずっと思っていた



けど最近、自分自身に余裕がなくなってきて

ちゃくちゃくと一般的な大人へなっていっている気がする

もちろんそれはきっとお金の豊かさとかも関係してくるとは思うんだけど

高校の時に比べてみたら

まぁ毎日が楽しくない

まったく楽しくない

でも参加しなくちゃならない会議や打ち合わせはあって

そういう、社会の営みの一部とかに参加すると

とたんに大人の考えというものを押し付けられて

従わざるを得なくなる

っていうか、そうしなくちゃ自分の立場が危うくなるということを学ぶ


正直そんなのウンザリだし

抗いたい、くそくらえって思う

私はいつでも自分が楽しく、

余裕のある、子どものような思考の柔らかさと繊細さを持つ大人になりたいと常々思っているんだ

それなのに、まざまざと社会の厳しさを突きつけられる


こんなとき、どうしていいのか誰も今まで教えてくれなかった

みんな、こんな気持ちをどうしていいのか分からなくて見過ごすから

だから個性のない大人になっていくんだ


そんなのはやだ

将来自分が子どもを産んだ時に、

誇れない


私のお母さんはかっこいい

自分の人生を楽しんできたし

私の色んなことを尊重してくれる

気持ちに余裕があって、憧れる

私、お母さんみたいになりたい




私は私のしたいようにするし

やりたいことをやる


社会がなんと言おうと、

一人になってもかまわない

絶対味方はいるし

尊敬できる好きな大人だっている



もう20歳にもなるのにまだ子どもヅラしてるけど、

もうすこしゆるして欲しい


とりかえしたいの、

あの時の高揚感とか

楽しかった毎日を

私なら出来ると思うの



毎日楽しく幸せに暮らしたい


また好きな男の子の柔軟剤の匂いにときめきたい