おきてからねるまで日記

起きて寝るまで思ったこととか感じたこととか

なれない

ホームアローン

この暮らしにもようやく慣れてきた

 

なんて言うけど

私はぜんぜん慣れない

ホームでは常にアローンである

 

上京して一人暮らしを初めて2ヶ月、

ホームシックこそないものの、寂しくてたまらなくなる時が何度もある

東京にさして都会の冷たさは感じないけれど、

なにぶん知り合いが少ないせいで人との関わりがあまりない

テレビを見てて知り合いが出ることもなければ

街を歩いて誰かとすれ違うことも無い

 

新しい土地で新しいことを始めたくて

自分で新たな世界を切り開いたんだから

寂しいなんて言ってちゃいけないんだけど

家では常に何かをしていないとぽつねんと1人になる気がして

いつも忙しなく動いている

それを犬が見つめている

さみしそうに

 

犬にはバレているんだと思う

犬に知らないことはない、きっと

泣いてる時に遠くから見つめるのも

寝転がったらくっついてくるのも

家事をすると冷ややかな目で見るのも

化粧を始めると離れないのも

全てわかっているんだと思う、私よりも頭がいい

 

 

忙しなく家事をしていると気が紛れるとか

いつもは絶対買わない雑誌を買ってしまうとか

かっこつけて録画するけど観ないとか

ヒールを履いてることが多いとか

いろいろな事への防衛本能というか、鎧というか

全くいつも通りじゃない自分を

新生活スタート故の改革だと思えばそうなのかもしれないけど

私はまだこの暮らしに慣れていないだけなんだと思う

 

最近、深夜に気分が落ち込むとか、荒むとか、

そういうことがほぼ無くなった

どちらかといえば高校生の頃抱いていた

憧れとか、幸せとか、希望とか、

そんなふわふわした気持ちで毎日過ごしている

 

人が自分を形成するのだ、と

深夜、レシピ本を見ながら泣いていた私は

まだまだ自分の知らない自分がいると知って驚いた

 

また、全く成長していない自分に気づかないばかな人もいる

無意識に人を傷つけることだけはしたくないと心に刻み

やり場のない気持ちを、

反面教師にさせてもらいますありがとうございますと

まさに私の方が大人であるという小さな優越感でどうにか押し殺した

けれどそれだけじゃ納得いかなかったので

やったった、ちょっとやったった!

大人だって大人じゃないし、夜中の勢いって大事なんだと思う

 

久々に書いた日記では具体的なことばかり上げ連ねてしまったけれど、

いまは体調も優れないし

深夜だし

そりゃあこんな大味な文章にもなるねえ

 

美味しいもの食べなくちゃ、

美味しいもの作れなくなっちゃうなあ